2月4日金曜日。
入社3年目メンバーの研修1回目をリモートで開催しました。
2年ぶり(新入社員のフォローアップ研修以来)の同期との再会となり、久しぶりのZoomでの対面を楽しみながら研修に参加していました。リアルで再会できなかったことを残念に思っている人もいました。
1回目の目標はキャリア設計のための棚卸しと今後期待される役割について学びました。
まずは、約3年間の自身の成長を振り返る作業として、過去、現在に従事したプロジェクトでの経験を書き出し、どのようなスキルが身に付いたかを自己分析しました。
書き出すと分析がしやすいようで、自身で気づいた自分の性格分析もしっかり記入していました。
入社してから同じプロジェクトで上流工程から下流工程の経験を積んでいる人、複数のプロジェクトで経験を積んでいる人など、様々なプロジェクトでの活躍について情報交換をしました。
また、自分自身のIT技術者としてのレベルを測るために指標として用いている「ITSS標準」に照らし合わせ、現在のレベルの確認を行いました。
今後さらに学ばなければいけないこと、経験を積まなければならないことの気づきを得ていました。
午後からは中堅社員として成長していく中で期待される役割について学びました。最初に求められる重要な役割として人を育てることがあります。
今後、OJTトレーナーを担うために必要なコミュニケーションスキルと心構えについて学びました。
コミュニケーションスキルではアサーティブネスを学び、グループでの話し合いを交えながらアサーティブコミュニケーションの理解を深めていました。
相手のことを尊重しながら自分の伝えたいことをしっかりと伝えるということは、普段からできていると思っていた方も実際にやってみるとできていないと感じられることがあるようでした。
研修後、普段から意識して実践していきたいとの意気込みもきかれました。
OJTトレーナーの心構えでは、トレーナーとトレーニーの信頼関係を築くことは一長一短でできるものではないことを実感していました。
信頼されるトレーナーになるためにどのように行動すべきか、トレーニーの性格や理解度に合わせた指導方法を計画することの重要性に気づき、それを実現するためには何をしなければならないかを感じていました。
この中で、理想の上司・先輩について意見を出し合い共有したことで、自分が目指すべき上司・先輩の姿を具体的に想像できたのではないでしょうか。
最後に、原価管理の意味や重要性について講義を受けました。
原価管理の重要性を知ったことで、「勤怠管理システムを正しく入力することの意味が理解できた。」、「勤怠管理システムの打刻漏れをしないように意識するきっかけになった。」、「原価や売上も意識したい。」、「自分たちの仕事がどのように利益を出しているのか理解できた。」などの前向きな感想を持たれていました。
普段はプロジェクトの業務をこなすことで精いっぱいだったと思いますが、社内の業務(労務管理や原価管理など)についても関心を向けるきっかけとなったことは有意義でした。
次回は3月2日(水)開催です。
お楽しみに!
UCSの新人社員研修は、自己理解の機会と自己能力が発揮できる環境や仕組みづくりに力を入れています。