H.Kさん


 

 

 

 

 

  #新人時代の失敗と学び

  #9年間のキャリアとこれから

 

 


 ―現在の仕事内容について教えてください。

 

 とある損害保険システムのサーバーを移行するプロジェクトに携わっています。具体的には現行サーバーで動いていたコードが、移行先サーバーでも問題なく動くかを確認しています。直近の工程では、開発からテストがメインになるかなと思います。移行先で不具合があれば、改修してリリースする流れになります。

 

 ―今までのキャリアについて伺いたいと思います。現在9年目になりますが、ずっと同じプロジェクトにいらっしゃいますか?

 

 同じプロジェクトに長く携わる方ももちろんいらっしゃいますが、自分の場合はいくつかのプロジェクトを渡り歩いている方かと思います。期間が1年半〜2年程のプロジェクトに携わることが多かったです。長くても3年でしたね。

 新人から3〜4年目まで同じプロジェクトに携わった後、別の仕事をしてみたいと思って異動を申し出ました。ただ、最終的には元の場所に戻ってきました。

 


 いくつものプロジェクトに携わった中でも、一番印象に残っている経験談を教えてください。

 

 いくつかありますけど…やはり、新人の時の話ですね。初めて担当した改修作業で、リリース前日にミスに気が付き「あぁ…やばい…」と思いながらも正直にリーダーに報告しました。怒られるかもしれないと思っていましたが、「よく気づいてくれた」と感謝されたんですよ。自分もこのような人になりたい!…と思いましたね。

 

今後のキャリアプランについてお話できることはありますか? 

 

 そうですね、人によってタイミングは様々だと思いますけど、自分もゆくゆくはリーダーのポジションにつきたいと思っています。次のプロジェクトでは先輩から少しずつ引き継いでもらえる予定です。リーダーはこういうことやるんだよっという感じで。

 

 ―9年間継続の理由についても教えてください。

 

 正直、辞めようと思ったことは何度かありますし、同期の中には辞めていく人もいます。30歳前後になると周囲と比較したり、キャリアに悩むなどはみんなが通る道かなとも思います。

 それでもこの会社で働き続けられるのは、親身になってくれる"先輩"がいたからです。特にお世話になったN.A先輩は1時間半もかけて話を聴いてくれた上に、行動に移してくださったんです。

 

 心が折れそうになっても話を聴いてくれる先輩や周囲の方のおかげで「もうちょっと頑張ってみよう」と前向きになれることが、継続の秘訣かなと思います。

 

 

◁ さすが9年目...撮影中も余裕を感じられます。